Meintenance Of Jeans

from 1890 to 1909
ジーンズは、5ポケットの名前でも親しまれる。フロントのふたつのポケット、コインポケット、そしてヒップに装備されたふたつのバックポケットの総数をダイレクトに表現したネーミングだ。
そして、そのスタイルが完成したのは1905年のことだ。この年、リーバイ・ストラウス社は、ジーンズのさらなる完成度を求め、それまで右側にひとつだけだったバックポケットを501(R)と201の両サイドに取付けたのだ。以後、ジーンズは製造技術の発達により、シンチバック(尾錠)、サスペンダーボタンなどの省略がなされていくが、この出来事が、5ポケットスタイルの完成を見たエポックとして認知されている。
また、リーバイ・ストラウス社は、この年には、デニムジャケットの製造も開始している。ジャケットは、デニムブラウスと呼ばれ、5オンスのXXデニムが使用されていたという。品番は1917年に506の品番が採用されるまでナンバー1の名前で親しまれた。
1906年には、サンフランシスコ大地震が起こり、リーバイ・ストラウス社も大打撃を受けるが、すぐさま復興を開始し、9月には今も復刻版などの縫製を行うバレンシア工場も完成している。再建には、リベット衣料を考案したヤコブ・デイビスの息子であるサイモン・デイビスがあたり、彼は父デイビスの後を継いで工場長に就任。ジーンズの進化の一翼を担うことになる。
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●写真資料提供/リーバイ・ストラウス ジャパン、VFジャパン、スローモーション